室内空間の仕上がりを左右する「巾木」。巾木の仕上げ素材として人気のオレフィンシート。キズや汚れに強く、環境にも優しい素材として注目されています。「巾木は空間を支える小さな主役である」という思いで、一つ一つ丁寧に製造しています。本記事では、私たちの独自目線で、オレフィンシートを使用した巾木の特徴・メリット・製造についてわかりやすく解説します。高意匠で環境にやさしい巾木を求めている方は必見です。
■巾木とは?その役割と重要性
巾木とは、壁と床の境目に取り付けられる部材のことです。床材と壁の隙間を隠すだけでなく、掃除機ロボットや掃除機が当たる衝撃から壁を保護する役割を持っています。
また、デザイン面でも重要で、床や建具との一体感を出すことで空間全体の仕上がりを美しく見せる効果も持っています。
巾木は目立たない存在ですが、住宅や商業移設、ホテル等々、あらゆる空間で仕上げ品質を左右するとても重要な部材のひとつだと思っています
■オレフィンシートとは?素材の特徴
オレフィンシートとは、ポリオレフィン系樹脂を主原料とした化粧シートのことをいいます。
PVC(塩ビ)シートに比べて環境に優しく、焼却時にダイオキシンを発生させないことが大きな特徴です。
また、表面に印刷やエンボス加工を施すことで、木目や石目など、自然素材に近いリアルな質感を再現できます。
更に、オレフィンシートは以下の特徴があります。
・キズが付きにくい
・汚れに強くメンテナンスが容易
・紫外線による退色が少ない
この様な実用性にも優れており、住宅建材や家具扉、内装パネル等にも幅広く使用されています。
■巾木にオレフィンシートを使うメリット
巾木にオレフィンシートを採用することで、以下の様なメリットがあります。
・意匠性の高さ
床材や建具のデザインに合わせて木目柄や単色、マット・光沢等の幅広いバリエーションを選ぶことができます。
結果として、オレフィンシートを採用した巾木は、空間全体の統一化をだす上でも全体最適化を図れる最適な部材になることができます。
・耐久性とメンテナンス性の向上
オレフィンシートは擦り傷に強く、掃除や日常発生する衝撃にも耐えることができる為、経年変化が少なく、美観が長期期間保つことができます。
・環境配慮型素材
塩ビを使用しない為、環境負荷を低減できます。公共施設や環境配慮型建築物等での採用も進んでいます。
・加工の自由度
シートラッピング加工によって、直線・曲線問わず安定した仕上がりを実現できます。デザイン自由度が高いことで、現場施工の効率がアップする、コーナーや段差処理も柔軟に対応できる、
曲面対応がしやすく端部の仕上がりも美しい、リフォームにも適用しやしい等の声をお客様より聴取しております。
■ラミテックが製造する巾木の特徴
(株)ラミテックでは、オレフィンシートを使用した巾木を自社工場で一貫して製造しています。
精度の高いラッピング技術には自信があります。更には、商品開発段階からお得意様に寄り添う経験実績から培ったデザイン提案力も兼ね備えています。
住宅から非住宅分野まで幅広い用途で私たちが製造に携わった巾木が利用されています。
また、(株)ラミテックでは、単なる巾木の供給にとどまらず、建具や造作部材とのトータルコーディネイト提案も可能です。
木目の再現性や美観など、空間全体の質感を高める為に、細部にまで拘り、設計・施工担当者からも高い評価を頂ております。
最後までお読み頂き、有難うございました。
オレフィンシートはを使用した巾木は、デザイン性・耐久性・環境性能のバランスのとれた建材です。
これに、(株)ラミテックの高いラッピング技術を活かした巾木は、快適で美しい空間づくりを支えているのです。
もしよろしければ、これを機会に、弊社の工場見学を検討してみては如何でしょうか。弊社自慢の、『高品質の巾木』を製造する技術ノウハウを生でお見せ致します。
高精度のラッピングラインの風景、製品ごとの仕上げや検査の様子等を是非間近でご覧ください。
本当に百聞は一見にしかずです。私たちはいつでもウェルカムです。是非是非、お待ちしております。
